そんな男に誰がした

ここから得られるものは何もありません。

鹿児島空港

今、鹿児島空港のカフェにいる。

ゴールデンウイークに家族3人で鹿児島県の徳之島に旅行に行ってきた。

というより、私だけまだ「旅行中」になる。

ちなみに先月の4月に一回も書かなかったが

誰にも何にも言われていない。

以前は毎日、書いていたのに不思議なものだ。

それよりも継続するのは大変だ。

 

で、鹿児島空港には独りでいる。

家族3人で来たが帰りは1人。。。

なぜか?

 

いろいろな可能性があるが、

残念ながらその予想は外れだと思う。

 

そもそも3日の出発から何かリズムが悪かった。

羽田空港まで順調に着いた。

ゴールデンウイークの後半の初日である。

混雑するのは容易に予想ができる。

なので出発の1時間前には到着した。

まずはANAで鹿児島でそこからJAL系列で徳之島に行く。

簡単なことだ。

 

ANAからANAでないので有人のカウンターで荷物を預ける。

家族3人で3泊4日なのでスーツケースは2つだ。

だが、15分遅れの出発になった。

なぜ遅延かもう忘れたが、鹿児島での乗り継ぎは25分。

地方空港での乗り継ぎは20分なので予約したが、

この時点で残り10分。

天候は晴れ。

遅れる要素はない。

 

鹿児島には10分遅れに到着したが、

優先して降ろしてくれなかった。

ただ機内で

「〇〇さん、降りましたら地上係員にお声がけください」

と。

私が一番後ろの席だったらどうするのだろうか。

 

そして、予想通りに走る。

どこもそうだと思うがANAJALは別々のエリアだ。

7歳の息子も走る。

乗り継ぎカウンターに着くと、

お金持ちの方が、そのカウンターでチケットを買っている。

憧れのカウンターチケット買いだ。

ただ、こっちは半年前からゴールデンウイークに備えてチケットを買っている。

30秒待つが終わりそうもないので、

作業をしている南国交通のスタッフに、

「すみません、25分発の徳之島行に乗り継ぎです」

と私が言う。

そこはANAスタッフが言って欲しかった。

 

「向こうのカウンターで」

と搭乗口を指す。

もう人はいないが、走る。

7歳の息子も走る。

ANAのグランドスタッフも走る。

 

搭乗口にたまたまいてしまったスタッフは、

「乗り継ぎカウンターでお願いします」

と。

今度はそのスタッフもさっきの乗り継ぎカウンターに走る。

7歳の息子も走る。

ANAのグランドスタッフも走る。

あ、妻も走っている。

 

さっきの乗り継ぎカウンターに戻ると、

憧れのカウンターチケット買いの人はまだ買っていた。

Jクラスとか聞こえていたので、ランクが高いのだろう。

それよりも半年前から買っていてあと5分しか私をなんとかして欲しい。

 

作業をしてくれたスタッフは

「あ、もうクローズしましたね」

とあっさり言う。

まじか。。。

 

会社が違うとは言え、遅れているのは知っているのだから

誰かいるかも、と思わないのか。

と思うが、それぞれの仕事があるのだろう。

効率化による部分最適全体最適にはならないのは知っている。

乗り継ぎに25分しかないのにチケットを買った私が悪い。

 

「では、次の便をお願いします」

を私が言う。

若干、妻の顔が見たが、見なかったことにする。

しかし、ここで少し時間をかけて何やらパソコンを操作している。

 

そう、ANAに預けた2つのスーツケースが

おそらく徳之島行きの飛行機に急いで移動している、と思う。

1分後くらいに

「あ、大丈夫です!」

というグランドスタッフが私の手柄です的な感じで言って、

また搭乗口に走る。

7歳の息子も走る。

ANAのグランドスタッフは

「もうクローズです」

と言われたくらいでバラした。

妻も走った。

 

搭乗口から階段を下りて滑走路を歩いて

半年前に購入した徳之島行のプロペラ機に座れた。。。

 

これが3日の午前中の出来事である。

プールに入り、海に入り、闘牛を見たり、伊勢海老を食べた後に

今の鹿児島空港になる。

 

1325のJAL系の徳之島発鹿児島行の飛行機に乗るために、

午前中にプールに入ったりして12時くらいに空港に着く。

と1325の飛行機は整備不良で1時間半遅れ、となった。

しょうがない。

が、そうなると鹿児島から羽田まで飛行機には乗れない。

帰りは1時間の余裕があるが、それでも乗れない。

なぜなら1325発の飛行機はまだ鹿児島を離陸していない。

 

ややこしいことにゴールデンウイーク進行で1本前の1230発の鹿児島行がある。

キャンセル待ちをすればこれまた、半年前に予約した飛行機に乗れる。

人生初のキャンセル待ちだ。

3日の鹿児島から徳之島行の飛行機は3席以上の席はあった。

いけるだろう。

今までもなんとかなったので。

待つしかない。

その間、スーツケースに入れた焼酎は羽田まではダメです、と言われて

スーツケースから3本出す。

普通に重い。。。

今は私の横のリュックに入っている。

 

すでに出発の時間だがスタッフからは何も言われない。

ジャブ的に

「2人しか乗れない場合はどうしますか?」

と言われ、その場合はそのスーツケースと妻と息子で。

と答える。

この時で2人はいける予想。

1人の時の場合は乗らない、と考えていた。

 

10分くらい待っただろうか。

「2人取れました!」

とありがたい声が。

(そこは3人取れました、と期待していたし、

 流れ的に3人ではないだろうか)

無条件で妻と息子に乗ってもらう。

後は知らない。

保安検査を見送り、空港のお見送りデッキに上がると

息子が手を振るのが分かる。

これがお別れか。

と思うが、これしかない。

 

無事に飛んで、本来1時間しかない鹿児島での待ち時間が

2時間になり、予定通りに鹿児島を出発して、今、家に着いたと。

 

だが私はまだ鹿児島だ。

本来、半年前に予約していた徳之島から鹿児島までの飛行機は

1時間半遅れで出発した。

どうでもいいが、この飛行機には空席が5席くらいあった。

 

鹿児島に16時20分くらいに着いた。

預けたスーツケースは羽田には行かない。

その時点で私にはチケットがないので。

しかし、徳之島空港のグランドスタッフが

19時台のANAを予約してくれた。

なので今日中に東京に帰れる。

 

明日、鹿児島でのテレワークという線はなくなった。

着陸した瞬間にANAアプリを立ち上げるが、どうにもならない。

鹿児島空港のサイトを見るとANAの1630発が遅れていて1705になっている。

 

徳之島からの飛行機は沖留めでバスでターミナルへ。

速攻でバスに乗り、降りて、走り慣れている鹿児島空港を反対側のANA

搭乗カウンターに直で行く。

この数日の経験でこれが一番良い。

またもや南国交通のグランドスタッフだ。

一応、1640の1705発になった便に空席があるか聞いてみる。

 

ない。あっても乗せないだろう。

もう面倒なことはしたくないだろうし。

荷物を受け取るところに行くと無事にスーツケースと再開し、

またもや地上のANAカウンターに行く。

もうくどいが、南国交通とある。

念押しで1640の遅れている、、、

ダメだった。

偉そうな人に聞いてくれたが、その隣の女性が分かりやすく×マークをしている。

 

そして今である。

鹿児島空港に独りいる。

1930発の羽田行は遅延して2000から2010になった。

もういい。

10分の遅れでこの時間なら羽田着に変更はないと思う。

 

お土産は見飽きたし、名産のさつま揚げは今日中の賞味期限だ。

ラウンジにある無料Wi-Fiでブログを書くしかない。

 

ただ、鹿児島空港で3時間くらいの待ちだが

海外の乗り継ぎではよくあることだ。

6年くらい前に家族3人で来た時は息子は初めての飛行機。

鹿児島空港のキッズコーナーで遊んだところを見学した。

鹿児島空港内の飛行機の資料館を今度は独りで見た。

 

コロナ禍のど真ん中は閉鎖もあっただろうが、

以前とあまり変わっていない。

私が普通に年齢を重ねて我慢が足りなくなっただけだ。

ただ流れが悪かった。

眠いし。