そんな男に誰がした

ここから得られるものは何もありません。

人生初の・・・

1月下旬の火曜の朝、喉が痛かった。

会社に行く途中によるコンビニでいつものように

水を2リットルとのど飴を買う。

しかし、コンビニの水はなぜ500mlより2リットルの方が安いのだろうか。

 

なんとなく身体がだるくなり家に帰って横になる。

熱は38℃だった。

風邪だ、と思った。

 

さっさと寝るが夜中に測ったら40℃になった。

これはおかしい。

世間はインフルエンザ、新型コロナの感染者が多くなり、

息子の学校も3クラス中2クラスで学級閉鎖だ。

少し不安だが、毎年、2回、インフルエンザの予防接種を打っている。

大丈夫だろう。

 

朝一で近所の内科に行って熱を測ると37.7℃だった。

なんか大丈夫そうだが、検査したら先生が

「コロナだね。町中にいっぱいいるし」

とさくっと告知した。

人生初の新型コロナウィルスに感染した。。。

 

やばい。。。

会社はいい。

だが家族に感染させる可能性は高い。

マンションなので隔離や時間差は無理だ。

 

幸い大量の薬を処方してくれた。

これならば治るだろう。

強制ではないが5日間は外に出ず、

10日間は咳により感染させることがある、

と言われた。

ますます無理だ。

 

この時、水曜日。

日曜までどこかでじっとしている必要がある。

速攻で家から5分のホテルチェーンを予約する。

土日があり4万円ちょっと。

これで家族に感染させなければ良い。

ただもう感染させている可能性もゼロではない。

 

着替えとパソコンと妻から数日間はなんとなかなりそうな

食事をもらいホテル生活に突入。

この時はそんなに症状はない。

お風呂に入れるのがいいし、部屋の清掃は連泊の場合は4日目までない。

ゆっくりできる。

 

木曜日に仕事のもろもろのものを延期するが、

もう熱はない。

ただ喉が痛いし、声が出ない。

ずっとベッドに横になっているので身体の節々も痛い。

典型的な風邪の症状だ。

 

金曜日になると咳が出始めて痰も出始めた。

痰が出やすい薬を飲んでいるからかもしれないが、

喉が痛くて声が出ない。

家に帰る日曜まで声がでなかった。

 

土曜日も咳が出て痰が出る。

ホテルの洋画邦画、テレビドラマ、お笑いは2週目に突入した。

この日の記憶はない。

おそらく昼寝だろう。

サッカー日本代表が負けたのは観た。

 

という感じで家に帰るが少し咳が出るので10日間が過ぎるまで

マスクをする生活。

そしてコロナの後遺症とも言えると思うが膝が痛い。

ずっとベッドで横になっていたので重力に負けたのだろう。

これも辛かった。

東京マラソンが近いし。

 

ただ3日で完治した。

そして家族にも感染させなかった。

これも良かった。

味覚障害もなかった。

今はたまに咳が出るくらいだ。

 

しかし、どうやって感染したのだろうか。

感染前の土日は家族とほとんど同じ行動だし、

日曜は実家に帰って8人で食事した。

母親だけ風邪になり検査をしたがコロナでもインフルエンザでもなかった。

となると土曜日に20キロを走って喉がやられて、

免疫が落ちて感染したと思う。

対処するのは、無理に走らないこと。

 

逃げ切れると思ったコロナにつかまった。

今後は毎年、感染するのだろうか。

インフルエンザのように。